やっとこさ最終日ですよ。
~5月3日~
この海ともサヨナラの日。
朝、フロントから何時にポーターを行かせたらいいか電話があった。
それなのに、時間になっても一向に姿を現さない。
結局、自ら運びました。
来ないんだったら電話すんな!
ホテルは大ハズレだったものの、カンクーンはなかなか楽しゅうございました。
日本から1日がかりで来ようとは思わないけど。
日本からだったら間違いなく沖縄に行ってしまいます。
今後の人生で、2,3時間の範囲内で行ける場所に住むことがあったら(ないかもしれないけど)、
また行きたいと思います。
おみや紹介。
刺繍ハンカチ(ハンドメイド)と得体の知れないペーパーナイフ。
自分たちのお土産はこんだけ。
両方ともチチェン・イツァの露天にて。
ハンカチはUS$1。ペーパーナイフはまけてもらってUS$4。
下の画像はペソ。
凝ったデザインで素敵です。
長らくお付き合いいただきまして、有難うございました。
~5月2日~
最後の〆として、スパに行きました。
腕は悪くないと思うんだけど・・・施設が全く南国色を感じさせないビルってのがどうかと・・・。
せっかく目の前にはキレイな海があるのにな。
(別途料金を払えばそれもできるらしいが)
しかし、一番ビックラこいたのが、
プール横・レストラン入り口前でマッサージ受けてた人がいたってこと。
しかもプールでは水中バーレー大会中。
あんな場所でやって何がいいのか不明。
それを思うとビルの中の方が全然マシ。
その後は、またフラフラと
ホテル前のモール(フラミンゴショッピングセンター)に行って、お土産の物色。
カンクンに来るのは、ほぼアメリカ人と日本人。
その為、アジア人と見れば片言の日本語で話しかけてくる店員多数。
「Hola!トモダチ!トモダチ!」に始まり、
「No高くない!(つまりは安いってこと)」だったり、
チチェン・イツァの店の人が言っていたフレーズ
「カンクーン高い!(だからウチで買っての意)」
夫、たいそうこのフレーズが気に入った様子。
確かにお土産はチチェン・イツァで買ったほうが安い。
だけど、不思議と「安い」という単語は聞かなかった。
日本人が言わないから?
何を勘違いしたか、満面の笑顔で
「ジャッキーチェン」というおっちゃん。
そんな笑顔で言われたら、笑顔で返すしかないだろう。
いろいろあれど、この中で最も私のハートを射止めたフレーズ
それは・・・・
「ビンボープライス!」
一瞬、耳を疑ったが、
なんて的確なフレーズ。
今年の流行語大賞いただきです。
そろそろ飽きてきたカンクーン記ですが、しばしお付き合いを。
~5月1日~
エコロジカルパークXcaretへ。
個人で行くこともできるらしいが、不安なので私たちは事前にツアーに申し込んどいた。
今回は英語でもいいかと、英語ツアーに。
ホテルまで迎えに来てくれ、その後、集合場所で降ろされる。
しかし、この時の案内はスパニッシュオンリー。
みんな降りていく・・「ここで降りんの??分からん~!」と思いながら、
とりあえず下車。
英語が喋れる人がいないのか、
明らかにスパニッシュは喋れないだろうアジア人2名(私たち)には誰も話しかけてくれず・・・
不安なまま待っていると、
遺跡ツアーのガイドさん(日本人)現る。
救世主!
ガイドさんの後ろに後光が見えた。
「これから別のバスに乗り換えて、シカレまで行きますよ。」とのこと。
ああ、そうなんだ・・良かった。
しばらくして、出発。
が、
またしてもスパニッシュガイド。
「おたくら日本語しか喋れないの?(おそらく)」っていう質問もスパニッシュ。
「は?」と思ったが、多分言葉のことを聞かれてるらしかったので、「イングリッシュ」と。
ハポネって日本語って意味でしたよね?
これって、英語ツアーでしたよね・・・確か・・・。
スパニッシュガイド、スペイン語で説明を終えるとマイクを置く。
ええ!!ウチらに説明は!?
詐欺にあったのかと思っていたら、別のガイドさんが、とことこと私たちのもとへ。
こっちのガイドさんは英語が喋れるようで、
さっきスパニッシュガイドが案内していた内容を英語で説明してくれた。
他の乗客は全員スペイン語圏の人たちだったよう。
このガイドさんのおかげで事なきを得た私たち。
でもさ、ツアー名、間違ってやしませんか?
書くなら
「シカレ スペイン語(ちょろっと英語もあるよ)ツアー」が正しくない?
シカレとは海のテーマパークみたいなもんで、内容は盛りだくさん。
1日では遊びきれなかった。
しかも、この日は連休初日とかぶっていて、いたるところに長蛇の列。
まずはここの名物、川下り。
シュノーケルができるんだけど、魚がいない。
そんで何より水が冷たい。
心臓から遠い位置に水をかけて・・・なんてやってるヒマもなく、ドボン。
最終地点までいくとチラホラ魚の姿が。もっといれば楽しいのに。
何通りかコースがあるけど、時間もなかったので私たちは1度だけしかしなかった。
お次は・・待ちに待った、イルカさんとの戯れ。
人気らしいので、事前予約は必須です。
私たちは人間6人、イルカさん2頭の組み合わせでした。
イルカさん・・・・・すんごいめんこい!!
頭がトゥルトゥルでおめめがつぶら・・・きゅん死にですわ。
イルカさん+人間の写真がキレイに撮れるよう、訓練されてます。
①お客が後ろに手を回すとひょろっと寄ってきて、ホッペにぶちゅっ!
②左手を前に持ってくると、ひょろっと寄ってきて、イルカスマイル!
③両手を前に持ってくると・・イルカさんと向き合って、手をつなげる!
他にもいろいろ芸達者ぶりを拝ませてもらう。
賢いのぉ~と感心しまくり。
(①②は写真付けてますので見たい方は「続き」からどうぞ)
その後はプールを移動して、
2頭のイルカさんが人間の足裏を押して猛スピードで走るってやつ。
パンツ脱げそう。
いやぁ~ものすごい癒されますわ。イルカさんがセラピーに使われるのは納得。
その後はシートレック(ヘルメットみたいなのをかぶって海底を歩く)に初挑戦したものの、
ヘルメットが重くて疲れた。
やっぱり、シューノケリングが一番。
他にもいろいろ見たかったが、あっという間に夕方。
シカレナイトというショーが開催される場所へ。
遺跡ツアーで見た「生贄を選ぶための競技(フエゴ・デ・ペロタ)」の再現をしたりと、
前半はかなり面白かったが、後半はメキシカン受けを狙ったものばかり(マリアッチとか)で、
生粋の日本人には少々退屈でした。
ステージで歌ってるおっさんがどうしても前川清に見えて仕方ないとか・・。
私たちの前に座っていたおっさん、
周りの白い視線にも気付かず、歌ったり、踊ったり、そりゃもう大変。
そんな感じで夜は更けてゆくのでありました。
~4月30日~
どこに行くことも無く、ボーとして過ごした1日。
ホテルのプールに行ってみたり、
ビリヤードをしてみたり、卓球をしてみたり。
ビリヤード・卓球エリアにはしょっちゅう行っていたので、
「あの人たちまた来た!」と変なあだ名でも付けられてそうだ。
特段書くこともない一日なので、
これからThe Royal in Cancun Hotelに泊まるんだけど・・・
という少数の方々に贈るレストラン解説でも。
①Maria Maria(Mexican-French Fusio)
一番フォーマルな感じの店。盛り付けはキレイだが、味は・・・。
クレームブリュレはおいしゅうございました。
②ASIANA(Japanese)
前にも書いたけど、日本人が行っても美味しいという感想を述べる人はいないと思う。
③TAPAS(Spanish)
軽食店。特に思い入れはない。
④PERICANOS(Caribbean Fusion)
カリビアンフュージョンって何?
朝、フルーツ盛りを食べに行くにはよい。
景色もこの店が一番良い。
⑤Spice(Buffet)
いろいろあるレストランの中で一番美味しい店がバフェとは・・・。
してやられた。
私、これ↓ばっかり食べてました。
マンゴーダイキリとタコス。
ここでもあだ名が付いてそうです。
「あ、タコス(顔)の人」って。
ここのプリンは「母の味」って感じですごく好きだった。
あと、私たちが泊まったカテゴリには含まれていませんでしたが、
「CHEF'S PLATE」って店もあるらしい。
ちなみに①~③+「CHEF'S PLATE」は一応、ドレスコードありです。
一応なので、「え?それってあり?」みたいな人もたくさんいました。
所詮そんな程度です。
メキシコでは「食べ物には気をつけろ!」
特に「生水・生モノ・氷はダメ!」って言われるようですが、
私、生モノばっかり食べてました。
そのせいか、帰国日ピーピーに・・・。
何故に最終日?
私のお腹はどこまでニブイのか・・・。
ごはんじゃなくて、単なる寝冷え?
おまけに自称タコス大好き人間な私。
なのに、ホテル外で食事をするのが面倒で
一度も「本場のタコス」を食べませんでした。
タコス人間失格!
~4月29日~
遺跡ツアーの日。
7時20分、ロビー集合・・って早!
そんだけホテルゾーンからチチェン・イツァの遺跡へは遠いのです。
5分前集合がお約束な私たち。
待てども待てどもツアー会社の人はやって来ず・・・。
ツアー会社に電話してみようということになり、
「ロビーで電話貸して」というと
「お金がかかるかダメ」と
どんだけケチなんだ!
やっぱりダメホテル。
そうこうしてるうちに、低姿勢な日本人ガイドさん到着。
こんだけ謝ってくれると、許してやろうって気にもなる(何様?)。
バスに乗り込み、いざ出発。
今回は遺跡ツアーってこともあって日本語ツアーを選びました。
GW中だからか、結構な大所帯。
遅れたお詫びなのかホテルゾーンにある写真スポット「ドルフィンビーチ」に5分ほど停車。
みんなでバシバシ写真を撮りまくる。
ドルフィンビーチの名を掲げるものの、
ここでイルカを見かけることはほとんどないらしい。ふ~ん。
その後、途中1回トイレ休憩を挟みチチェン・イツァに向けて移動。
11時ぐらいに到着。
入り口付近、
ガイドさん「"CHICHEN ITZA"の文字が書かれているのはココだけですので、写真どうぞ~」と。
たかが文字しか書かれてない壁をバシバシ写真に収める日本人一行。
周りからみたら、たいそう奇妙な光景だろう。
ってか、私も撮ったけどさ。
一行はガイドさんに連れられ、敷地内に入場。
ちょろっと歩くと・・・見えてきました。
チチェン・イツァで一番有名な遺跡、エル・カスティージョ。
昔は上れたらしいが、今は上れない。
残念。上れた時に来たかった。
どうでもいいけど、写真の右端、いい位置に写ってる人とは全く無関係。
このピラミッド、キレイな形で残っていたわけではなく、
80%ぐらい修復されたものらしい。
生贄の習慣があったマヤ文明、
「生贄の台座」と呼ばれるドクロが串刺しになった壁↑や、
生贄を選ぶための競技場(フエゴ・デ・ペロタ)・
生贄の心臓を乗せたチャック・モール像等々があります。
天気と合間って、オドロオドロしい写真が撮れたかな・・・。
一通りガイドさんが説明してくれた後、1時間ほど自由行動。
バシバシ写真を撮ったり、
無数にあるおみやげ物屋(露天)をみたりして過ごす。
後で気付いたが、聖なるセノーテ(生贄が投げ込まれた泉)を見るのを忘れてた!ショック。
遺跡見学終了後、一行は泳げるセノーテに向う。
どんなもんかと思ってたら・・・・
私、遺跡より感動したかも!
暗闇にとことん弱いMYカメラではこれが精一杯。
ピンボケだけど、色は右の写真が近いかな。
すんごい神秘的なんです。
真ん中のびょーんと伸びてるのは木の根っこ。
天気がよければ、もっと水面がキレイに見えたことでしょう。
このツアー会社、遺跡ツアーにおまけのようにセノーテで泳げますってのが付いてくる形で、
セノーテは外すこともできる。
でも、ぜひ行ってください。感動するから。
セノーテで感動した後は・・・スコールに降られる。
まさしく土砂降り。
遺跡見学の時、降らなくてよかった。
時間は既に16時前、今更だが、
ツアーに昼ごはんが付いてるので、バフェを食べに。
ソパ・デ・リマというライムスープは美味でしたが、
それ以外は不味くて食べれるものなし・・。
これにて遺跡ツアー終了。
今回お世話になったツアー会社「Watersports@Cancun」
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