IN Yosemite 4

1泊2日の旅行だったはずなのに、
こんなにだらだら書いてるのは写真が多すぎだからです。
しばしお付き合いを。

マリポサ・グローブを後にして向った先は、
夏季のみオープンしている「Glacier Point」へ。
山道をひたすら登るとまだ雪をかぶってる山脈が見え始めます。
その行き止まりにはこんな景色が。

ハーフドームがでっかく見えます。
標高が高いので、少し肌寒い。

右上部の滝は「Nevada Fall」で下が「Vernal Fall」。
どっちもばっちり見えます。
ホント、自然ってすごいですね～。
夕暮れが良いらしいですが、私たちはそれまで待てませんでした。
今は日が長いですからね。

グレイシャーポイントを少し戻ったところにあるトレイルを歩きました。

時間が6時前ということもあって人通りはほぼなし。
寂しい道をてくてく歩きます。

まだ雪が残ってました。
大学の山部を思い出す～。
道が分かりづらい+看板が1箇所しかないので、
変なとこに迷い込みそうでしたが、無事到着。

目指していたのはこの絶壁。

「Taft Point」
柵はちょろっとしかありません。
落ちたら一貫の終わり。
ぎりぎりまで写真を撮りに行こうとしたら、夫に止められ断念。
自分が行くより、私ががっけぷちを歩いてる方が恐ろしいと。
理由がころころ転がりそうだからって。
失敬な！

お子さん連れ・うっかりものさんにはオススメしません。
柵がないところでもいきなり崖になっていたりするので危険です。
あ、もちろん高所恐怖症の方も。

つづく。

タフト・ポイントを後にした私たちは、来た道をテクテク戻りました。
人気がなくてホント寂しい道です。

そこで突然、夫が・・・・


「クマ！！」と。


見ると30ｍ前方に野生熊が！！！

ヒー！！！


私の咄嗟の一言「逃げよう！」。
どこへ？って感じですが、人間パニックになると妙な事を口走るもんです。

クマさんはこっちには気付いていないようで、そそくさどこかに行ってしまわれました。
良かった・・・命があって良かった。
私たちが目撃したのは白っぽい小熊（といってもそこそこデカイ）でしたが、
よくよく考えてみれば、小熊が１頭で歩いているわけはないので、
きっと側に親がいたんだろうな・・・と思うと・・・・2度恐ろしい！

音を出しながら歩いてるとクマの方が気付いて近づいてこないという
山菜取りのおじさんの言葉を信じ、
歌いながら帰りました。
途中、白人のおばさんに笑われ、
鹿さんにも「何？あの珍獣」という目で見られながら、
無事駐車場にたどり着きました。

みなさんも人気のないトレイルを歩くときは歌を歌いながら歩きましょう。